過去ログ - 【ペルソナ5】9股かけたけどやっぱりたった一人を決めていく【安価SS】
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22: ◆86inwKqtElvs[saga]
2016/12/31(土) 17:56:27.60 ID:0P2HNrEC0

春「そんなことない、か……」

春「…………」

春「君って、モテるんだね」

春「あ、疑ってるとかじゃなくてね!? 沢山の人を助けてきたんだなあって思って」

春「私も、その一人なんだなって、昨日帰ってから思ったの」

春「昨日いた女の人たち、みんな君のことが心配で、出所させるために頑張ってきたんだよね?」

春「私も、頑張っていたつもり……だったんだけど」

春「…………」

春「私ね、お父様の人脈を使っただけだった」

春「お父様にはもう従わない、なんて言っておきながら、お父様の遺産を使ってる」

春「……ほんの少しだけど、昨日いた人たちから、お話聞いたんだ」

春「どういう風に君に助けられたのか、君を助けたのか」

春「他の人は違った。みんな自分の力を精一杯使って、君を助けてた」

春「私はただ、お父様の遺産を使っただけ」

春「お父様だって、やり方は間違っていたけど」

春「それでも一人で、やってきたのにね」

春「…………」

春「スカイツリーはね、まだオープンする前に一度連れてきてもらったことがあるの」

春「私はまだ子供で、お仕事の話ばっかりでやっぱり退屈だったんだけど」

春「お父様ね、その時はいつもと違って、目をキラキラさせているように見えた」

春「男の人って、やっぱりこういうのが好きなのかなって思ったの」

春「お父様のパレスが宇宙で、オタカラがプラモデルだって知った時に」

(春は遠くを眺めている……)



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