14:名無しNIPPER[saga]
2016/12/31(土) 20:13:22.18 ID:dvvJflsW0
男 「彼女は軽い意味で僕に言ってたかもしれない…本当は作るなんてことは好きでもなんでもなかったかもしれない…僕は彼女にとっても君にもとってただのモブキャラでしかないんだろう…しかしだ!僕にとっては8321号はかけがいのない人だったんだよ!世界を敵に回して打ち止めを守ったりその他色々から妹達を助けた君とは違って一度しか喋ったことがない、勝手に僕が惚れてそれを逆恨みして君を殺そうとしてるただのイカれた僕だけど」
男 「君は8321号についてなんか何も知らないだろう!彼女なんて君が殺した一人に過ぎないだろう!君の物語では打ち止めや番外個体の方が大事なのだろう!」
男 「でも彼女は僕の物語を照らしてくれた存在なんだよ!大切な存在だったんだよ!ありがとうって言いたかった人なんだよ!」
一方通行 「…………」
男 「正義のヒーロー面ができないからってダークヒーローぶってんじゃねぇぞ!テメェはどこまでいってもただの人殺しなんだよ!」
一方通行 「…………」
男 「お前を殺す為に僕は学園都市に僕の身体を売った!お前をぶっ殺せる身体になるために!」
男 「テメェを殺せば今生きてる妹達は悲しむだろう、お前の好きな奴も悲しむだろう」
男 「もちろんこんなことをしても死んだ8321号は喜ばないだろう…しかしだ!僕はお前を殺して前に進む!お前を殺さないと僕は前に進めない!テメェが8321号を殺したことを忘れてのうのうとヒーロー面してるのが許せねぇ!そんなのはゴメンだ!だから僕はお前を殺す!」
一方通行 「テメェの気持ちはよくわかった……来な…」
これはどこかで死んだ妹達の一人が誰かの人生に
大きな影響を与えその一人の死が人生を絶望させ
復讐を望む者がいたかもしれないというそんなお話
おわり
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