過去ログ - 高森藍子「マーキング」
1- 20
159:名無しNIPPER[saga]
2017/01/25(水) 05:41:45.52 ID:2oDMvc960
「それでもあなたは……止めると言うのですか? プロデューサーさん?」


「……分かった」


そう言うとHはがっくりと項垂れる。これ以上反論しても無意味であるというのを悟った為である。


「俺が、浅はかだった。だから、ごめん……許してくれ、藍子」


打つ手が無くなったHは観念して、項垂れたまま藍子にそう告げた。


「分かってくれたのなら、嬉しいです。これからも、よろしくお願いしますね」


Hの言葉を受けて、藍子から滲み出ていた暗い影は消え、にっこりと笑みを浮かべる。


その笑顔は今度こそ、いつも彼女が浮かべる優しい笑顔であった。


それを見てHはホッと安堵する。これ以上話を続けられたら、Hの精神的にも辛いからだ。


「あっ、そうだ! プロデューサーさん、ちょっといいですか?」


だが、藍子は何かを思いついた様に、笑みを浮かべながらそう声を上げる。





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
252Res/119.73 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice