過去ログ - 高森藍子「マーキング」
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166:名無しNIPPER[saga]
2017/01/25(水) 11:52:24.90 ID:2oDMvc960
「ふぅ……すっきりしました。ありがとうございます、プロデューサーさん」


体の隅々を拭いて貰った藍子は、衣装棚から出した新しい寝間着を着ながらHに向けてそう言った。


「……? どうしたんですか? 何で、私を見てくれないんですか?」


しかし、それに対してHは返答する事無く、ただただ無言のまま黙っている。


その視線は藍子を視界に捉えない様にとそっぽを向いていた。


「もしかして……私を見たら、さっきの光景を思い出すから……見てくれないんですか?」


その言葉にピクリとHは反応する。それは図星だと言っている様なものだった。


興奮からか心臓の鼓動は嘗て無い程に高まっており、その額からは汗が滲み出ている。


今のHは藍子に対し、完全に欲情しているのである。





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