222:名無しNIPPER[saga]
2017/01/29(日) 13:18:12.87 ID:c/8nOsl80
「あ、藍子の方が……良いと思う……」
Hはその瞳を前にして、観念してそう言うだけであった。
縁もゆかりも無い相手と、藍子を比べればどちらに軍配が上がるかなんて、比べるまでも無かった。
「……うふふっ♪ そうですよね……私の方が良いに決まってますよね?」
選ばれた事の喜びからか、藍子はHの体に腕を回し、ギュッと抱き着いた。
「あんなお金だけの繋がりに比べたら……私の方が、ずっとずっと素敵なんですから」
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