過去ログ - 高森藍子「マーキング」
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240:名無しNIPPER[saga]
2017/01/29(日) 22:49:43.14 ID:c/8nOsl80
「だけど……そうだとしても、この娘が藍子である事には変わり無いんだよな……」


そう言いながら、Hは藍子をスカウトした時の事を思い出す。


『私がどういう結果に終わろうと……あなたが最後まで支えてくれるなら、いいですよ』


あの時の藍子はHに向けてそう言ったのであった。


「それなら……俺が最後まで責任取らないとな。そもそも、俺が裏切ったのが悪いんだしな」


藍子を見つめながらそう決意するH。


それに藍子に従っていれば、Hにもメリットはあった。


期待に応えてさえいれば、藍子は何だってすると言ったのだ。


そういう特権がある以上、逆らう事は得策では無いのである。





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