過去ログ - 高森藍子「マーキング」
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59:名無しNIPPER[saga]
2017/01/07(土) 05:33:29.12 ID:E1XVd7FB0
その日の汚れ……いや、前日からの体の汚れを全て洗い落とした後、Hは古くて狭い浴槽にゆっくりと浸かる。


そして落ち着いた所で『はぁ……』と、深くため息を吐いた。

以下略



60:名無しNIPPER[saga]
2017/01/07(土) 05:35:27.27 ID:E1XVd7FB0
とにかく何にしても押しが強い。あのゆるふわとした少女の藍子がだ。


こんな姿は珍しいなんてものじゃない。通り越して少しおかしいぐらいだ。

以下略



61:名無しNIPPER[saga]
2017/01/07(土) 05:35:58.68 ID:E1XVd7FB0
Hには藍子よりも気に掛ける事があった。


「まさか掃除まで買って出るなんて……」

以下略



62:名無しNIPPER[saga]
2017/01/07(土) 05:36:29.33 ID:E1XVd7FB0
それがまさか掃除までするだなんて言うとは、Hはそこまで考えていなかった。


そんな事もあって、先程の藍子の発言に動揺してしまったのだ。

以下略



63:名無しNIPPER[saga]
2017/01/07(土) 05:36:59.92 ID:E1XVd7FB0
Hも男であるが故、見つかって欲しくないものは室内に多々存在する。


それが藍子に露見されては、今後の信頼関係に係わる問題となってくる。

以下略



64:名無しNIPPER[saga]
2017/01/07(土) 05:37:27.07 ID:E1XVd7FB0
実はこの前々日にHは大体ではあるが掃除をしていたのだ。


その時にゴミは粗方捨て去り、汚れも大部分は落としてある。

以下略



65:名無しNIPPER[saga]
2017/01/07(土) 05:38:16.15 ID:E1XVd7FB0
長年住み慣れた部屋だからこそ、住人でしか知りえない隠し場所も存在する。


そして……本当に見つかって欲しく無いものは、ここには無かった。

以下略



66:名無しNIPPER[saga]
2017/01/07(土) 05:42:08.56 ID:E1XVd7FB0
出勤なのでここまで

また続きは帰ってきてから投稿します




67:名無しNIPPER[sage]
2017/01/07(土) 09:51:35.20 ID:bz6xep7+o
見つかりたくないものではなく、見つけられるものが対象の可能性()


68:名無しNIPPER[saga]
2017/01/08(日) 18:21:23.21 ID:IyufrTFG0
洗面所に戻ると長い事敷いたままになっているバスマットの上に立ち、藍子から受け取ったバスタオルを使って濡れた体を拭き上げる。


普段なら無精な事もあって髪は乾かす事は無いが、藍子がいる手前そうする訳にはいかず、指摘されない様にとしっかり乾かした後、部屋にへと戻っていった。

以下略



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