77:名無しNIPPER[saga]
2017/01/09(月) 07:25:04.74 ID:Jkm6eUFf0
「それよりもプロデューサーさん」
それで話は終わり……かとHが思っていると、藍子が話題を変える様にそう切り出してきた。
78:名無しNIPPER[saga]
2017/01/09(月) 07:25:38.38 ID:Jkm6eUFf0
「これです。どうぞ」
そしてそれをHに向けて差し出し、渡したのだ。
79:名無しNIPPER[saga]
2017/01/09(月) 07:26:10.41 ID:Jkm6eUFf0
「うふふっ。それは……開けてみての、お楽しみです♪」
「お楽しみ、ねぇ……」
80:名無しNIPPER[saga]
2017/01/09(月) 07:26:42.65 ID:Jkm6eUFf0
この写真は他ならぬH自身が藍子のカメラを使って撮ったものなので、良く覚えていた。
「昨日、現像したので……今日、見て貰おうと持って来たんです」
81:名無しNIPPER[saga]
2017/01/09(月) 07:27:10.14 ID:Jkm6eUFf0
そしてある写真の所で、Hは捲っていた手を止める。
それは草原で咲いていた花畑の中心で藍子と自分が並んで写っている写真。
82:名無しNIPPER[saga]
2017/01/09(月) 07:27:38.27 ID:Jkm6eUFf0
「ふふっ、そうですか? 私は……とても素敵だと思いますよ」
「藍子は女の子だから気にならないだろうけど、男の俺はちょっと気になるな」
83:名無しNIPPER[saga]
2017/01/09(月) 07:28:04.31 ID:Jkm6eUFf0
ちなみにこの時貰った指輪をHは大切に取っておいてあったが、日も経ってしまった事で既に枯れ果ててしまった。
それでも……その記憶はHの中で消えない記憶となって残っている。
84:名無しNIPPER[saga]
2017/01/09(月) 07:29:46.15 ID:Jkm6eUFf0
とりあえず仕事なのでここまで
アインフェリアの時の藍子はとっても尊い
それでは続きはまた帰ってからで
85:名無しNIPPER[saga]
2017/01/10(火) 05:23:30.36 ID:AfOePbXf0
さて、次は……」
Hは次なる思い出に浸る為、写真を捲ってその先にある光景に目を通す。
86:名無しNIPPER[saga]
2017/01/10(火) 05:24:14.38 ID:AfOePbXf0
いや、ある意味では思い出深い光景なのかもしれない。
何故なら……この写真を撮ったのは紛れも無いH自身に他ならないのだから、知らない訳が無かった。
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