4:名無しNIPPER[saga]
2017/01/01(日) 09:37:05.20 ID:IH4TdIU+O
いろは01
いろは「もうすぐ年明けですねぇ」
八幡「んー」
いろは「……何読んでるんです?」
八幡「資格の本」
いろは「一応聞きますがどうしてこのタイミングで?」
八幡「いや、資格ないと給料あがらないし。年末の特番特に面白いのないし」
いろは「先輩薄給ですもんね」
八幡「ほっとけ」
いろは「大丈夫ですよー。私は貧乏でも見捨てたりしませんから」
八幡「……」
いろは「あ、見捨てたりはしませんが勝手に贅沢はします」
八幡「おい……おい」
いろは「冗談ですよ」
八幡「本気の発言を冗談とは言わないぞ」
いろは「わっ。先輩私の事を理解してる!もしかして相思相愛だと思ってますか?そんな事は全然ないです。ごめんなさい。でも好きですよ」
八幡「言い分が無茶苦茶だ……」
いろは「……むー」
八幡「あ、おい……重いぞ。後、本が見えん」
いろは「折角の年越しなのに一人寂しい先輩のためにいたいけな女子大生が来ていると言うのにやることが資格勉強ですか?」
八幡「何処にいたいけな女子大生が……痛」
いろは「な・に・か?」
八幡「わかった。わかったから肉を摘まむのはやめろ」
いろは「全くもう。私がいなかったら今頃先輩は大変な目にあってたんですからね。少しは感謝してください」
八幡「……それについては感謝してるよ」
いろは「ならいいです。ただし、もうしばらくこのままで。ついでに肩揉みでもしてくれるとなお良しです」
八幡「調子乗るな」
いろは「とか何とか言いながらやってくれますもんね。先輩は私に甘いですから」
八幡「……そんなことはない」
いろは「……本当によかったんです?」
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