過去ログ - 老師「後継者が欲しいなぁ。どこかに弟子入りしてくれる可愛い女の子はおらんかの」
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112:名無しNIPPER[saga]
2017/01/04(水) 21:37:03.78 ID:X49F4F5Uo
少女「え……」

熊「グル……ゥ……ゥ……」

老師「ほっほ。連日、熊の手に困らんとは、なんとも重畳よなぁ」

少女「うそ……熊を……素手で……」

老師(この熊、右足を左前足を骨折しておるし、ところどころ生傷もあるのぉ。熊同士で争いでもしたか。まぁ、弱っていたから倒すのも楽だったわい。ワシの日頃の行いが良いからだな)

老師「カッカッカッカ。んぅ?」

少女「……」

老師「どうした、小娘よ。逃げ出したのではなかったのか」

少女「あ……あ……」

老師「てっきり逃げ出したかと思うたが、まさか獣道を登っていたとはな」

少女「あ、あり……が……」

青年「師匠!!!」ダダダッ

老師「なんじゃおぬしまで。この道は正規の登山道ではなく、上級者用だぞ」

青年「はぁ……はぁ……。いえ、この子がより厳しい道を自ら選んだことを知り、俺もこうして悪路を選んだのです。正規の登山道を往復するだけでは彼女と俺との差が広まるばかりですから」

老師(うむむ……! この道で往復するとか、どんだけ根性あるんだ……。ワシより才能があって、ワシより努力されたら……いつか弟子に殺されてしまうぞ……どうしよう……)


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