過去ログ - 老師「後継者が欲しいなぁ。どこかに弟子入りしてくれる可愛い女の子はおらんかの」
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164:名無しNIPPER[saga]
2017/01/05(木) 23:31:11.85 ID:LWYkFAQNo
青年「君が本当の意味で強くなれば、きっと師匠の強さもわかるはずだ」

青年「強さとは、優しき心から生まれるもの。俺はそう教わったからね」

少女「そう言われても……」

老師「さて、腹いっぱいになったし、ねようかのぉ」

少女「あのクソジジイからは優しさの欠片も感じられないけどなぁ」

老師「おやおや。空耳かのぉ。聖人君子にも青ざめて裸足で逃げ出すほどのワシに向かって、なんたる暴言か」

少女「実際、そうだろ」

老師「タダメシを食わせてやっているだけでもありがたくおもわんかい」

少女「そのメシが食えないから怒ってんだろ!!!」

青年「まぁまぁ。人間、一日二日食べなくとも死にはしない。海の向こうにある大陸では、一週間絶食することで体の邪気を払うという修行もあるぐらいだ」

少女「しらねーよ!!!」

老師「ほほお。それは良い修行だな。小娘もそれをすればお淑やかになるかもしれぬ」

少女「やるなよ!! 絶対やるなよ!! あたしが泣くぞ!!」

老師「勝手に泣き喚け。その目の前で、ワシが美味そうに飯をくってやるわい」

青年(この子も師匠とかなり打ち解けてきたみたいだ。心を閉ざしていた女の子がここまで自分をさらけ出すようになるとは。師匠の懐の大きさがよくわかる。偉大な師を持つことが出来て、俺は幸せ者だ)


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