過去ログ - 老師「後継者が欲しいなぁ。どこかに弟子入りしてくれる可愛い女の子はおらんかの」
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210:名無しNIPPER[saga]
2017/01/08(日) 21:48:11.83 ID:uW4g5WU+o
少女「だ、大丈夫なんだよな? ちゃんと、守れよ」ギュゥゥ

老師「はなれんかい。鬱陶しい」

少女「行くっていうからついてきてやったんだぞ!」

老師「こんでもええといったろうが」

青年「俺もなんだか言い知れぬ恐怖がこみ上げてきました。出会ったことのない敵と対峙していつもの力が出せるのか、不安です」

老師「こればかりは経験の差というものだな。いくら筋力をつけ、技を磨いたところで、無知という恐怖からは逃れられん。それを打ち崩すは経験。すなわち、知ることにあり」

老師「虎との対峙、すべからく恐怖と戦うことになる。そして知ればよい。その恐怖の正体を。さすればまた一つ、武の道を歩むことができる」

青年「はいっ」

少女「やだなぁ……」

老師(フハハハハ。どうやら、二人とも完全に怖気づいておるわい。こりゃ、ワシの勝ちだな。あー、負けをしりたいわい)

ガサガサガサ……

青年「むっ……」

少女「な、なになに!?」

虎「ガルルル……」

老師「現れたか、虎公。カッカッカッカ。我が拳が、そのしなやかな体躯を捉える」ザッ


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