過去ログ - GIRLS BE NEXT STEP『ラクダのアイドル』
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33: ◆hhWakiPNok[saga]
2017/01/02(月) 23:04:55.12 ID:5rUQDHft0
千鶴「すみません。ご馳走になってしまって」

ほたる「ごめんなさい……」

P「気にするな。経費で落ちるし、育ち盛りの有望な新人を腹ぺこで帰しては申し訳ないからな」

千鶴「それはやはり、プロデューサーとしてですか?」

P「いち社会人として、だ。だから遠慮なく好きなものを頼め」

 食事が終わると、俺は口を開いた。
 この際だから、言っておこう。
 俺はこの2人に大いに期待をしている。

P「俺は……な」

千鶴「え?」

ほたる「?」

P「俺は、笑顔さえできたら、2人はトップアイドルになれると思ってる」

千鶴「ほ……」

ほたる「本当ですか!?」

P「ああ。これだけは、忘れないでいてくれ。君たち2人がアイドルとして成功する、その鍵は……笑顔だ。笑えなかった千鶴とほたる。君方が、それを克服した時、2人は、間違いなくアイドルとして大成する」

 千鶴とほたるが顔を見合わせ、そして頷き合う。
 先が見えないくらいの暗がりの中、空の雲の隙間から、陽光がちらりと彼女達を照らした。そういう表情をしている。
 だが――

 辛いが私は、真実を告げなくてはならない。

P「ただし……」

千鶴「え?」

ほたる「え?」


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