過去ログ - GIRLS BE NEXT STEP『ラクダのアイドル』
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38: ◆hhWakiPNok[saga]
2017/01/02(月) 23:08:44.26 ID:5rUQDHft0
まゆ「小さい頃から、お母さんにもお父さんにも『まゆちゃんはかわいいねえ』って言われて育ったんですよぉ」

ほたる「それは……本当に可愛いですから……」

まゆ「幼稚園では何人もの男の子から『まゆちゃんだいすき』とか『ぼくとけっこんして』とか言われて」

智香「わかる。わかるよっ☆」

まゆ「小学校や中学校でも、ずっとみんなに『可愛い』って言われ続けて、まゆは自分が可愛いって事に疑問とか感じたこともなかったんですよぉ」

千鶴「はあ……なんだか羨ましさを通り越して、すごいです」

まゆ「でも……」

ほたる「え?」

まゆ「あの人に出会って……あの人に見つめられて……まゆ、初めて『自分は可愛いのかな?』って、疑問を持ったんですよぉ。そして、『この人に可愛いって思われたい』って」

智香「あ、プロデューサーさんだねっ☆」

まゆ「えへへ。だから今は、あの人に誉められるとうれしいんですよねぇ。自然と、笑顔になっちゃいますねぇ」

千鶴「……ええと、どういうこと? どういうことだろ? プロデューサーに誉められればいいってこと? そうなの? どうなの?」

まゆ「何が嬉しいかは、人それぞれでしょうけど、つまり楽しくないと笑えないって、まゆは思いますねぇ」

ほたる「楽しくないと……笑えない?」

智香「うん。鏡をじっと見てても、楽しくはないでしょっ? アタシも誰かを応援していると、自然に笑顔になっちゃうんだっ☆」

千鶴「それは……はい。鏡を見てもそこにいるのは自分で、見てると可愛くないんじゃないかな……って不信感がどんどんと」

まゆ「あなたは可愛いって、まゆは思いますよぉ」

千鶴「え? えっ!?」


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