過去ログ - GIRLS BE NEXT STEP『ラクダのアイドル』
1- 20
95: ◆hhWakiPNok[saga]
2017/01/03(火) 00:53:04.20 ID:fmrRcvhV0
千鶴「本当だ。あの天才子役の……って言っても私と年齢はひとつしか違わないのよね。しかも、相手がひとつ上」

ほたる「芸能界に入って、確かもう10年なんですよね。すごい……」

P「まあ実際には、岡崎泰葉とドラマの中でのやりとりはない。でも、全体がどういうストーリーで、どういう場面で自分たちが出るのかは大事だからな」

 3人に台本を配りながら、俺は言った。

裕美「この付箋が貼ってあるのが、私たちの出番?」

千鶴「ええと……あ、書いてある。女子中学生ABCが、笑いながら歩いてる、か……」

ほたる「や、やってみましょう……!」

裕美「ええと。誰が、Aをやる?」

千鶴「ここはこの私、不肖松尾千鶴が」

ほたる「千鶴さんは、Bがいいと思います」

千鶴「え? どうして?」

ほたる「美人ですから。千鶴さんは」

千鶴「え?」

裕美「美人だから……B。えへへ」

千鶴「駄洒落じゃなーい! もう……うふふ」

ほたる「おもしろく……なかったですか? ふふっ」

 見違えたのは、ほたるだけじゃなかった。
 3人は、今俺の目の前で笑っている。
 この3人がこの笑顔で、歌って踊るなら、最高だろう。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
305Res/233.16 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice