39: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/03(火) 20:59:15.39 ID:ZVvkRN9Y0
まずい。私のグラスにはまだまだメロンソーダが残っている。証拠隠滅をはかって飲み干すには量が多すぎる。
ありす「文香さんはここで待っててください。すぐに戻ってきますから!犯人と共に!」
私は万事休すかと思った
40: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/03(火) 20:59:47.67 ID:ZVvkRN9Y0
ありす「あ!いま入口の方に走っていく怪しい人物が!」
入口に目を遣ると確かに走って出ていく人影がある。
41: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/03(火) 21:00:22.93 ID:ZVvkRN9Y0
ありす「追いかけます!」
ありすはその人影を追いかけていった。
助かった。これで一安心かな。そう安堵した矢先――
42: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/03(火) 21:00:58.53 ID:ZVvkRN9Y0
美波「大切な人を泣かせる人が、本当に強いお姫様?……それは、断じて否よ!すいません、このパーテーションお借りします!今から店にバリケードを構築するわ!プロデューサーと徹底抗戦するんだから!」
凛「え、美波?」
43: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/03(火) 21:01:30.44 ID:ZVvkRN9Y0
美波によって“東西ベルリン”をわけるパーテーションが取り払われる。
ベルリンの壁の崩壊だ。
44: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/03(火) 21:02:08.45 ID:ZVvkRN9Y0
凛「ちょっと美波、何をやろうとしてるの!?」
私の肩に手が置かれる。私は振り返る。
文香「凛さん、少しよろしいですか?」
45: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/03(火) 21:02:47.37 ID:ZVvkRN9Y0
文香「凛さん……そのグラスに入ってるの、もしかしてメロンソーダですか?」
凛「いや、その……」
46: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/03(火) 21:03:19.83 ID:ZVvkRN9Y0
『神さまがくれた時間は零れる』
加蓮からの電話だ。文香を見る。首肯で合図された。出ろということか
凛「はい」
47: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/03(火) 21:04:04.21 ID:ZVvkRN9Y0
美波「水、着?」
美波に携帯を奪われる。
凛「あ……」
48: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/03(火) 21:04:36.78 ID:ZVvkRN9Y0
美波「水着がそんなに嬉しい?」
加蓮『その声は美波さん!?うん、嬉しいよ、夢だったからね!』
美波「駄目よ加蓮ちゃん隙を見せちゃ。プロデューサーはね、夢だろうとなんだろうと色々理由を付けて水着を着せてくるんだから。私たちの次の新曲だって……」
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