過去ログ - 【モバマスSS】蟲喰う幸子 昆虫スイーツ編 〜美味しいから大丈夫だよ♪〜
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23: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2017/01/04(水) 00:52:14.69 ID:PQrl/rw/0
掻い摘んで訳を話すと、武内Pさんは人を二、三人は殺しているヤクザと間違われた事には、
大いにショックを受けていたようですが、此処を訪ねた理由を懇切丁寧に説明してくれました。


なんでも事の始まりは、喫茶店の経営が不審な事に頭を悩ませていた文香さんの伯父さんが、
親戚の集まりの時に、文香さんがアイドルデビューした事を聞きつけたのが最初の切っ掛けだった様です。


みるみる売れっ子になった文香さんが下世話な話、相当稼いでる事を聞きつけた文香さんの伯父さんは、
一つのある計画を思いつきました。

親の贔屓目を抜きに見ても、文香さんと同じくらい可愛いと確信している、
自慢の娘である咲来さんがアイドルになってくれれば、喫茶店の一気に負債を払えるのではないか、

と、そう思ってしまったそうです…。


そんな訳で文香さんのバイト先の叔父さんから346プロへの連絡先を教えてもらった伯父さんは、
文香さんの担当でもあるモバPさんに連絡を取ったそうです。

ですが、生憎モバPさんは先日卯月さんがやらかした件で、
上の方から研修と言う名の罰ゲーム的な出張を命じられて、しばらくの間、留守だそうです。


それでも売れっ子アイドルである文香さんの従妹ともなれば、容姿的にも話題的にもスカウトを逃す手はありません。


そこで事務所の上層部は急遽、同じ第一営業部のプロデューサーである武内PさんをモバPさんの代わりに派遣したそうです。


「そこで最初は研修生から始める事、必ずしも成功する訳では無い事を説明していたのですが…、
 確かに断片的に聞けば怪しい状況だったかも知れません…。申し訳ありませんでした……」


丁寧に頭を下げる武内Pさんを見て、咲来さんは、腰が抜けた様に地面に座り込んで、


「なにそれぇ……じゃあなんで言ってくれないのよぅ……恥ずかしい…っ」

顔を真っ赤にして顔を手で覆いながら、前もって説明してくれなかった自分の父親に恨みがましい視線を向けました。


「それは…その…父さん、ちょっと情けなくてな……話が具体化するまでは……伏せておこうかと……」


あー、まぁ、確かにその気持ちは分かりますけどね。

自分が作った負債を娘に尻ぬぐいしてもらおうとしてる訳ですもんね、ちょっと娘さんには話し辛いですよねぇ……。


とはいえ、その結果がこんな大騒ぎになってしまった訳なのですが。


その後は怒りに任せて、しかしどこか安心したような大声で父親を責めたてる咲来さんと、
ひたすら娘に頭を下げ続ける文香さんの伯父さんを、ボク達四人はただただ眺めているだけでした。


でも、文香さんもどことなく嬉しそうですし、人身売買の事実も無かったし、で、ボク達もこれで一安心です。

何の問題も有りませんね!!


大解決です!!


ただ、状況を良く分かってない武内Pさんだけが、不思議そうな顔で首を手で押さえていましたが……。

後で帰りながら説明する事にしましょう……。



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