過去ログ - 撫子「ふとした時に、気づくこと」
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24:名無しNIPPER[sage saga]
2017/01/05(木) 00:07:44.45 ID:GoTmYfNv0
櫻子「……え」
撫子「櫻子が……これからどんどん大きくなって……変わっていって……離れていくんだなって……」
撫子「そう思ってたら……なんか寂しくて、怖くなっちゃって……」
櫻子「ばかっ!」
突然の大声にビクッとし、櫻子の方に目をやると、目を背けたくなるくらい真っすぐな視線が、私の心を捕らえた。
櫻子「何言ってんの……私がねーちゃんの前からいなくなるわけないじゃん!」
櫻子「大人になっても、何歳になっても、私はずっと私だもん! 変わるわけないじゃん!」
櫻子「私だって……私だって、ねーちゃんが大好きだもんっ!!///」
撫子「櫻子……」
ぎゅっ
櫻子「ぅ………うう〜っ……」
櫻子は痛くなるくらい、私をぎゅっと抱きしめる。
そして、私の全然ない胸に顔を埋め、自分がむせび泣いているのを必死に隠そうとしていた。
撫子「ごめん……ごめんね、櫻子……」
櫻子「……うぅ………ばか…………ねーちゃんのばか……」
妹を泣かせちゃうなんて……私ったら何やってるんだか。
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