過去ログ - オール安価でまどか☆マギカ 17
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307: ◆xjSC8AOvWI[saga age]
2017/02/05(日) 20:23:31.19 ID:3rghhL2m0

『本日午前7時 突発的異常気象に伴う避難指示が発令されました。
 付近にお住まいの皆様は速やかに最寄の避難場所への移動をお願いします。
 こちらは見滝原市役所広報車です。本日午前7時……』

 避難指示の放送を流しながら車が横を通っていった。

 外に出てみれば、まるで世界の終わりとでもいうような景色だ。

 空はどんよりと分厚い雲に覆われ、宙に瓦礫が舞っている。

 風は更に強くなり、それに比例して辺りを覆う魔力も強くなっているように感じる。


杏子「マジでワルプルギスの夜だとしても魔女の姿が見えねえ。こんなのどうしろって言うんだ?」

マミ「そうね……とりあえず避難所を目指しましょう」

 暴風の中を歩いていく。

 避難所の近くになると、あたしたちと同じようにそこに向かう人の姿を多く見かける。

 その中に知っている姿を見た。

まどか「杏子ちゃん、マミさん!」

 まどかは家族と一緒だった。

 この前家に行った見た母親、それと父親とタツヤが居る。

タツヤ「キョーコ、こんにちは〜!」

杏子「ああ、こんにちは」

詢子「友達かい? ……あ〜、そういえばこの前うちに来てくれたよね。この前は色々と情けないとこ見せたね」

詢子「二人だけ?ご家族は一緒じゃないの?」

マミ「はい、家族のことは……少し事情がありまして」

知久「君がマミさんか。まどかから話を聞いているよ。確か二人は一緒に住んでるんだったね」

知久「みんなで一緒に居よう。二人だけじゃ心配だ」

杏子「その心遣いは嬉しいが……」

 ……この魔力のことが気がかりだ。

 しかし、今はどうしようもない。候補者でもあるまどかのことは心配だし、傍にいるのが一番か。

杏子「いや、そうだな。そうさせてもらうよ」

まどか「風すごいね……大丈夫かなぁ」



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