過去ログ - オール安価でまどか☆マギカ 17
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637: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2017/03/11(土) 19:12:16.87 ID:R2bGVofK0

杏子「ん? 忘れ物か?」


「いやーすっかり遅くなった!」


 どこか騒々しい聞きなれた声に、扉の奥から見える姿。

 ……昨日も見た二人組が転がり込んできた。


さやか「あ、どうも! まだやってます?」

マミ「こんばんは……ちょうどさっきお店を閉めたところよ」

さやか「あちゃー、やっぱ遅く来すぎたか」

マミ「特別に何か作りましょうか?」

恭介「じゃあ、紅茶を。夕飯は食べてきたので」

さやか「というか、今日はあんまりがっつり食べる気分じゃなかったんですよねー……」

マミ「二日酔い? 鹿目さんちでいっぱい飲んでたらしいわね」

さやか「あ、聞いてましたか。はい、そんなところです」

さやか「まあでも、恭介がそばで看病してくれてましたし! おかげで元気がふっかつですよ!」


 ……いつのまにか昨日と同じ二人に戻っている。

 いや、同じではないのか?


恭介「さやかもよく僕が体調崩した時に看病してくれたからね」

恭介「さやかみたいにお粥とか上手く作れないから、そういうのはお母さん任せになっちゃったけど」

さやか「ああいう時はそばに居てくれるだけでも嬉しいの。あ、でもお粥ってそんなに難しいものじゃないよ?」

恭介「料理っていうのも奥が深いよね。ちゃんとやってみたら面白そうではあるんだけど」

さやか「恭介は一度始めるとめちゃくちゃ凝りそうだからなぁ……いつのまにかあたしよりずっと上手くなってたら悔しいよ」

恭介「でもやっぱバイオリンのほうに集中したいや。料理はさやかがいるから」

杏子「いや……おい」

さやか「まあね。適材適所ってやつ?」

恭介「さやかの料理はおいしいからね」

杏子「おーい」

さやか「ん?」

恭介「なんだい?」


杏子「お前ら何があったのか詳しく説明してくれ!」

杏子「こうなってるからには、付き合ってるんだよな!?」




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