過去ログ - 終わらない物語が嫌いな僕と余命が短い女の子の話
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86: ◆eZMycVsOYY[saga ]
2017/01/09(月) 15:42:10.97 ID:yOhGu/Zb0
 僕は昼から大学へ行った。ぼんやりと講義を受けながら、昨晩のことを思い出した。

 彼女はなぜ僕に抱きついたのだろう。そんなことがわからないほど僕はうぶではなかった。

 彼女は僕のことが好きなのだろう。たいして見た目良い訳でもない僕にあれほど好意的な視線を向け、だきついたりもしたのだから。

 彼女がもし健康な普通の女の子ならば、同級生の男を好きになってもおかしくない年頃だ。けれども両親と疎遠がちで、病院に籠りっぱなしであるならば、たとえかっこいいとはいえない男に優しくされたならば、好意をもってしまうのも無理はない。

 彼女が僕のことを恋愛対象として好きであるならば。



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