過去ログ - 終わらない物語が嫌いな僕と余命が短い女の子の話
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◆eZMycVsOYY
[saga ]
2017/01/09(月) 16:11:32.04 ID:yOhGu/Zb0
もしかして彼女はもう、なんて不吉なことを考えてしまった。ドアを開けるのが怖かったが、覚悟を決めてノックした。すると母の返事が返ってきて、入室の許可を得た。
「・・・久しぶり」
「うん。・・・ごめん」
「いいのよ。勉強だとか、お友達とかと遊びたい時期だものね」
僕は母の姿を見て何かがこみ上げた。母だって病を患っているのに、芽衣と会うのを避けた結果、母と会うこともなかったのだから。
それでも先に芽衣のことが気になった。
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