過去ログ - 穂乃果「とあるマンションの一室で」
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151: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2017/02/05(日) 00:52:38.98 ID:hf+YsX/u0
にこ「通信機の次は薬剤かぁ…本当に準備いいわね」
絵里「もっと早く用意出来れば良かったんだけどね。中々薬学部の子と関係が作れなくて苦労したのよ」
凛「関係を作る…絵里ちゃんが言うと何だか意味深だにゃ」
千歌「ちょ、ちょっと待って下さいよ! 穂乃果さんが厳しい戦いになるっていうくらいのミッションって一体何なんですか!?」
――ジジジジジ
穂乃果「……行けば分かるよ。とにかく、単独行動は禁止ね」
〜〜〜〜〜〜
穂乃果達が転送された場所は高いビルが多く立ち並んでいる交差点の真ん中だった
辺りは逃げ惑う人々、人間の遺体、星人と思われる生物の死体が転がっていた
建物外壁へのビルボードの設置が多く、世界中の企業の広告や巨大ディスプレイ、ネオンサインや電子看板が目立ち表記は全て英語だった
そこは千歌もテレビや雑誌で見た事のある場所であり、以前μ’sが海外ライブを行った場所でもあった
穂乃果「――…懐かしい場所に来たね」
千歌「こ…ここって、アメリカ……何ですか?」
希「ニューヨークのタイムズスクエアやね。見る限り既に戦闘は始まっているみたい」
ことり「どうする? 穂乃果ちゃん」
穂乃果「そうだね…取り敢えずはニューヨークチームの人と合流しよう。私達が参戦したって事はそれだけ戦力が足りないって事だからね」
海未「それがいいですね。敵の情報もいくつか分かっているかもしれませんし」
にこ「決まったなら早く行きましょう。いつまでも突っ立っていたら危険よ」
穂乃果「よし、それじゃあ……」
――スパッ
穂乃果「――…は?」ブシュッ
――…油断していたわけでは無い
周囲に星人の姿が無い事は転送直後に確認済みだった
ただ……
流石に転送直後に攻撃は無いだろう
武器を持った集団に斬り込んでくる星人はいないだろ
そんな考えが全員の頭の隅にあったのは事実だ
移動開始が後数秒早ければ回避出来ていただろう
上空から降ってきたカマキリと人間を掛け合わせたような星人が穂乃果の左腕の肘から先を斬り落とした
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