過去ログ - 穂乃果「とあるマンションの一室で」
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161: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2017/02/13(月) 00:27:23.26 ID:hu7qfoMA0


凛「の……希…ちゃん……」ハッハッハッ

希「しっかりしい!! どこが痛むんや!?」

凛「り…両脇の……所…。息すると……痛い……」ズキンッズキンッ

希「…肋骨が折れているんやね。取り敢えず安全なところに移動するよ。出来るだけ揺らさないようにするけど多分滅茶苦茶痛いと思うから……ごめんね?」

凛「だい……じょうぶ…にゃ。へへ…油断した……訳じゃないけ…ど、あっさり…やられちゃったな……っ!!?」ズキンッ

希「もう喋らんで! 運が悪かっただけや。生きているだけで十分でしょ?」

凛「……いや、そういう…わけにはいかない……よ。周りを見て…」




周囲を見渡すと先ほど転送したのと同じタイプの星人が一体また一体と現れ続けた
その数5体

爪が左右逆だったり両方にあったりといた個体差はあるものの、希一人で倒すのは恐らく不可能だろう

凛は痛みに耐えながらもう一度立ち上がる



凛「ふー…ふーっ。凛が注意を引くから、一体ずつ確実に転送して」

希「無理や! 骨が折れた状態で動き回れるわけないやん!!」



凛はポーチから注射器を取り出し、負傷した箇所に注射した
以前、真姫がミッションの為に用意した痛み止めなのだが、気休め程度の効果しかないだろう
それでも、少しでも動けるならば問題無い



凛「よし…もう大丈夫。頼んだよ、希ちゃん!!」ダッ!

希「くっ…! やるしかないんか!!?」カチャ!




『凛&希 vs キマイラ星人(ベース:タスマニアン・キング・クラブ)×5』





〜〜〜〜〜〜


〜初期転送位置より北東500m〜


この場所は逃げ惑う一般人と襲い掛かる星人、それと戦うアメリカチームと大混戦であった

倒しても点数にはならないが、絵里達もアメリカチームに協力していた




にこ「この筋肉質なキモイゴキブリは何なのよ!? ちょこまかと鬱陶しい!」ギョーン!ギョーン!

絵里「体が一回り大きい個体には気を付けなさい! 触れただけでスーツごと持っていかれるわよ!!」ギョーン!

真姫「このっ! 数が多すぎる!!」ギョーン!ギョーン!


そんな時、大量に星人が集まっている場所から悲鳴が聞こえてきた

切羽詰まった声で何かを叫んでいる





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