過去ログ - 穂乃果「とあるマンションの一室で」
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220: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2017/03/17(金) 23:48:37.03 ID:EQqs2kyQ0


凛の指示に従い急いで向かう

仰向けに倒れている にこ の近くには既に真姫が駆けつけていた

にこの手を握り、涙を流しながら必死に呼びかけている



真姫「にこちゃん!! お願い…しっかりしてよ!!」ユサユサ

千歌「矢澤さん!!」


千歌も真姫と一緒の手を握りながら呼びかける


にこ「ま…き? ……奴…は……?」

真姫「倒したわ! 戦いは終わったの。もう帰れるのよ!!」

にこ「……そう。千歌……やったの…ね……」

千歌「ごめんなさい! 私が撃つのが遅かったせいで矢澤さんが…!! 本当にごめんなさい!!」ポロポロ

にこ「な…に、言ってる……のよ。元々…その予定……だった…でしょ?」

千歌「でも…でもぉ……」


自分を責める千歌に にこ 優しく微笑みながらこう告げる


にこ「よく……やった…わね……。ち…か……」

千歌「…っ!!」



――ジジジジジ



真姫「転送が始まった! これで助かるわ!!」

にこ「」

真姫「…にこちゃん? うそ、にこちゃん!!?」ゾワッ


にこは千歌に微笑んだその表情のまま、呼びかけに答えなくなった
握った手はいつの間にか冷たくなっている


千歌「矢澤さん!! 何で…あと少しなのに!! ……にこさん!!!」ポロポロ

真姫「嫌…嫌嫌嫌嫌あああ!!! 起きなさい!!! 目を開けなさいよおおおお!!」ジジジジジ



――…しかし、にこが再び目を覚ますことは無かった…






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