過去ログ - 穂乃果「とあるマンションの一室で」
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221: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2017/03/18(土) 00:20:13.56 ID:VukfDFim0
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〜ガンツの部屋〜


千歌「凛さん…さっきは助けてくれてありがとうございました」ペコリ

凛「…うん。ちょっと遅かったみたいだったけどね…」

真姫「どうして動けたの? 希から凛は動けなくなったって聞いていたけど」
凛「希ちゃんがこの薬を置いていってくれたんだ」スッ

真姫「!? あなたこの薬を二度も使ったのね……よく死ななかったわね」

凛「…まあね」


千歌「あ、あの…凛さん。その…花陽さんの事ですが――」

凛「大丈夫、分かってるよ。…あの夢で川の向こうに行ったメンバーはそういう事だったんだね……」ボソッ

千歌「夢?」

凛「うんん、何でもないよ。それよりも、真姫ちゃんは大丈夫なの? さっきはその…にこちゃんが死んじゃってさ……」

真姫「……取り乱しちゃってごめんなさい。覚悟はしていたんだけれど、いざその時になったらね…」



――ジリリリリリ



真姫「採点ね。ここで一人でも100点が居れば…」

千歌「……」ゴクリッ




ガンツ『まきちゃん 35点 TOTAL43点』

ガンツ『ねこ(偽) 25点 TOTAL25点』

ガンツ『普通怪獣 89点 TOTAL89点』



千歌「えぇ!? 一気に89点!!? 私、星人を二体しか倒していないのに…」

真姫「今回の星人は全員がボス級の強さを誇っていたものね。生き残っていれば100点のメンバーも多くいたって事ね…」

凛「これで少なくとも一か月はみんな会えないんだ」シュン

千歌「そう…ですね」


真姫「この部屋も随分と大きく感じるわね…ここまでメンバーが少なくなった経験は初めてよ。正直、不安しかないわ……」

千歌「また今回みたいなミッションが来たら…どうなるんですかね」



部屋には重苦しい空気が漂う
少なくとも一回はこのメンバーでミッションをこなさなければならない
その時、運悪く今回と同等の難易度のミッションが来た場合、頼みの戦力である穂乃果、海未や前線で戦うメンバーのほとんどが死亡してしまった今、間違いなく高確率で全滅するだろう

だが――



凛「――…そんな事を考える必要は無いんじゃないかな?」



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