過去ログ - 穂乃果「とあるマンションの一室で」
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229: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2017/03/22(水) 19:31:07.50 ID:cgVbEp9C0
凛「そこは“私達が”って言うところでしょ? 一人だけカッコつけないで欲しいにゃ」
凛と真姫が来店してきた
どうやら話は外で聞いていたようだ
そんな二人の発言に こころは…
こころ「凛さん、真姫さん…その……三人の事は、信じてもいいんですよね?」
千歌「どういう意味?」
こころ「お姉さまだけではなく、千歌さん達までいなくなってしまったら…そう考えるともう頭がおかしくなりそうで……!!」ジワッ
こころ「…約束してください、私の知らないうちに突然居なくならないと…」
千歌「こころちゃん……」
〜〜〜〜〜〜
真姫「こころちゃんとあんな約束をしたんだから、簡単に命を懸けるわけにはいかなくなったわね、千歌」
千歌「……私は、こころちゃん にとって居なくならないで欲しい人間になっていたんですね」
凛「千歌ちゃん?」
千歌「正直言って こころちゃん とは少し仲のいい友達くらいにしか思っていませんでした。仮に私がある日突然居なくなったところで、多少気にかけてくれるとは思うけど暫くしたら忘れるんだろうって。その程度の関係のつもりだったんです」
千歌「…もしもの時は真っ先に囮役をやる覚悟で戦ってきましたし、その為に力を付けてきました。これこそが偽物の私が出来る最適な役目だと、そう自分に言い聞かせて」
千歌「その囮役も穂乃果さんや にこさん達に持っていかれて…そして私が生き残った」
千歌「私が死んでも誰も悲しまない、誰にも迷惑がかからない…そう思っていた」
真姫「でも違った。こころちゃんにとって千歌は失いたくない大切な友達だった」
千歌「……はい」
凛「そもそもさー、千歌ちゃんは本当に自分が死んでも誰も悲しまないと思っていたのかにゃ? 凛達がそんなに薄情な人達だと思ってるの?」
千歌「へ?」キョトン
凛「数か月とはいえこれまで一緒に特訓した仲じゃん。それに、穂乃果ちゃんや にこちゃん だって千歌ちゃんに生きて欲しいって思ったから自分を犠牲にしてでも戦ったんだと思う」
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