過去ログ - 穂乃果「とあるマンションの一室で」
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234: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2017/03/23(木) 00:38:47.25 ID:rh1s7Gpz0
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凛「――…もう! なんでガンツはたまにバラバラに転送するのさ!? 勘弁してほしいにゃ!!」プンプン
真姫「ダメね、オフラインになってる。これじゃ、すぐに合流するのは厳しいわね」
凛「そもそもここはどこ? どこかの島みたいだけど」
真姫「少なくとも東京では無いのは確かね」
凛「流石にそれは分かるよ。それにしても…大きなホテルだね〜」ホエ~
千歌とは別の場所に転送された二人の目の前にとても立派なホテルが建っていた
一目で高級なホテルだと分かるほどである
真姫「…あ、私ここ泊った事があるわ」
凛「ええ!? こんな高級そうなホテルに泊まったの!!?」
真姫「でも結構昔の事だし、一回しか泊まったことが無いから名前が思い出せないのよね……うーん、何だったかしら」ムムム
凛「あ、あそこに看板があるよ。見てくるにゃ〜」タタタ
真姫「ちょっと待ちなさい! 勝手に行かないでってば!」
駆け出す凛を真姫は慌てて追いかける
真姫「全く! 勝手な行動は止めなさいよね!? いつ星人に襲われるか分からないんだから!!」
凛「……」
真姫「…凛? 聞いているの?」
看板を見つめたまま黙っている凛
彼女に無視されて多少イラっとした真姫だったが、視線を看板に移す
そこには大きくカタカナでホテル名が書かれていた
恐らくこれは経営者の苗字がそのままホテル名となっているのだろう
ただ、この苗字は二人にとって聞き覚えのある苗字だった
真姫「――…『ホテルオハラ』ですって?」
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