過去ログ - 穂乃果「とあるマンションの一室で」
1- 20
77: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2017/01/16(月) 21:19:12.35 ID:EqYgsrbl0
〜〜〜〜〜〜


真姫「――…ったく、嫌な戦法ね」




真姫は物陰に隠れている
一刻も早く花丸を無力化し
凛の援護に向かいたい

そんな真姫に花丸が取った作戦は至極単純
二丁のXショットガンを構え
片方を真姫
もう片方を凛に向けて連射するだけ

逃げ場の少ない屋上ですぐに物陰に隠れてしまったのが悪手だった
ひたすら連射され、完全に身動きが取れない




真姫(さて…どうしたものかしら? 何発受けられるか分からない以上、被弾覚悟で突っ込むのはリスクが高いわね)

花丸「隠れてるだけじゃ倒せないずら! 早くしないと仲間が死んじゃうよー」ギョーン!ギョーン!ギョーン!

真姫(……仕方ない、やってみるか)ガシャン


花丸「……あれ? まさか!?」タッタッタッ




異変に気が付いた花丸は凛への攻撃を中止
急いで真姫の隠れる場所に向かった

そこにはすでに真姫の姿は無かった




花丸「やっぱりビルから飛び降りたずら。爆発音に合わせて行けば気が付かなかったのに…まあ、この場からいなくなったのは好都合だね。これで正確に凛さんを狙える」




真姫が居なくなった事を確認した花丸は再び狙撃ポイントに戻ろうと踵を返す




――ギョーン!ギョーン!ギョーン!ギョーン!ギョーン!




花丸「――…ずら?」キュウゥゥゥゥン


真姫「なるほど、五発当てれば無力化出来るのね」バチバチ

花丸「す…ステルスモードっ!?」

真姫「私がそんな間抜けな事するわけ無いでしょ? 簡単な罠に引っかかるとは詰めが甘いわね!」ドスッ!

花丸「ごッ!!」




真姫の拳がみぞおちに深々とめり込む
花丸の余りの激痛にそのまま意識を失った




真姫「後で結束バンドでも見つけて縛っておけば大丈夫そうね。早く凛の援護に向かわないと――」




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
243Res/253.13 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice