過去ログ - 穂乃果「とあるマンションの一室で」
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87: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2017/01/16(月) 23:21:06.02 ID:EqYgsrbl0
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東京チームは全員、腕輪型の通信機を装備している
真姫により考案、穂乃果の知り合いの技術者により開発されたこの通信機は
一定の範囲内にある同一機と音声もしくは文字による通信が可能である
呼び出し音や音声は指向性なので隠密行動時でも音漏れすることは無い
ただ、精密機械なので耐久性はそれ程高くないので戦闘中に強い衝撃が加わると
すぐに故障してしまう欠点がある
Xショットガンで鞠莉のスーツを無力化
凛がトドメを刺したのを確認した真姫はこの通信機で凛を呼び出す
凛『真姫ちゃん!? 援護が遅くないかにゃ!!? あと少しで殺されるところだったんだよ…』
真姫「狙撃準備が出来た事は通信機で伝えたはずよ。だからスーツが壊れたのに立ち止まったんでしょ?」
凛『そーだけど…壊れる前に何とかして欲しかったなぁ』
真姫「こっちだって色々あったのよ。間に合ったんだからいいじゃない」
凛『ぶぅぅ……それで、これからどうするの?』
真姫「取り敢えず合流しましょう。私がそっちに行くから待ってて」
凛『了解にゃ〜』
真姫「じゃあ、通信を――」
スコープを覗きながら通信をしていた真姫
通信を切ろうとしたまさにその瞬間
凛の背後から何者かが近づいて来るのが見えた
その手には刀のような武器が握られている
真姫「っ!!? 凛後ろおおお!!!!!!」
――ザシュ!!
真姫の叫びも空しく背後から斬り倒される凛
すぐさま狙撃態勢に入るが“襲撃者”はステルスモードを起動
姿を見失ってしまった
真姫は急いで通信機で呼びかける
真姫「凛!! 応答しなさい!!」
凛『……ま…き……ちゃん…』
真姫「今すぐ行くから、意識をしっかり保ちなさい!!」
凛『………』
真姫「凛? りいいいいん!!!!」
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