過去ログ - 穂乃果「とあるマンションの一室で」
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97: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2017/01/18(水) 21:57:50.52 ID:PI2HcnZ00
絵里「今終わらせれば間に合う可能性がある。私も一緒に戦うから急いで倒しましょう!!」
果南「簡単に言ってくれるね? 悪いけど相当強いよ、私」
花陽「………」
絵里「花陽、しっかりしなさい。動揺している場合じゃ――」
花陽「大丈夫だよ…私は落ち着いている。見た所二人はどちらも近距離型、私が相手をするから絵里ちゃんは後方から狙撃して」
絵里「了解よ」カチャ
最初に仕掛けたのは果南だった
両手に握る刀で花陽に斬り込む
これを防ぐが、時間差で梨子も攻撃に加わってきた
二人のコンビネーションはそれ程よくは無いが
ジリジリと花陽を追い詰めていく
絵里も援護に入りたいが、巧みな位置取りで狙いが定まらない
絵里(この! 動きが巧い。私の腕じゃ、けん制するだけで精一杯でダメージを与えられない…)ギョーン!ギョーン!
花陽「あなたの剣筋…海未ちゃんと似てますね。もう自分のモノにしたのですか!?」キンッ!キンッ!
果南「まあね! でも完全に同じじゃない。参考にしているだけだよ!!」ブンッ!
梨子「ふっ!」シュッ!
花陽「きゃっ!!」ドゴッ!
捌ききれなくなってきた斬撃が花陽のスーツにダメージを与える
徐々に攻撃を受ける回数も多くなっている
絵里「このままじゃ危ない…私も加わるわ!!」
花陽「来ちゃダメ!!」
絵里「!?」
花陽「刀持ち相手じゃ、絵里ちゃんは相性が悪い。絵里ちゃんはそのまま銃でけん制していて!!」
絵里「でもそれじゃ、花陽がやられるでしょ!? 一人で無理する場面じゃない!!」
果南「喋る余裕なんかないでしょ!!」ズバッ!
花陽「っ!!?」キュウゥゥゥゥン
梨子「ッ! もらったあああ!!」
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