過去ログ - まゆ「破ってはいけない3つの約束事について」
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名無しNIPPER
[saga]
2017/01/08(日) 15:57:47.39 ID:SwhvTvNS0
正直に言えば、まゆは、気が気ではなかったのです。
平静を装おうとすればするほど、体が固まって、
まるで人形になってしまったかのように思えてしまったのです。
以下略
18
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/01/08(日) 15:59:15.20 ID:SwhvTvNS0
「あれ、ですか」と言葉に詰まりそうになりながら返答をすると、
「黒いビニール袋の中身のことだ」と怖い顔のプロデューサーさんがまゆを見据えていました。
「……いえ、見ていません」
以下略
19
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/01/08(日) 16:02:15.47 ID:SwhvTvNS0
それからというもの、まゆとプロデューサーさんとの距離は、すこしだけ、遠くなってしまいました。
以下略
20
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/01/08(日) 16:09:13.79 ID:SwhvTvNS0
約束事を破ったことに対する、うしろめたさ、みたいなものを無意識のうちに感じていたのかもしれません。
でも、それだけではなかったのです。きっと、プロデューサーさんは気づいていたんです。
以下略
21
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/01/08(日) 16:19:37.05 ID:SwhvTvNS0
「プロデューサーさん、あの……」
その日、まゆは、意を決してプロデューサーさんに真実を伝えました。
以下略
22
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/01/08(日) 16:24:27.37 ID:SwhvTvNS0
すべてを懺悔し終えて、顔を上げると、
プロデューサーさんは「少し、話がある」と言って、
ずっしりと重たそうな黒いビニール袋を手にしました。
以下略
23
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/01/08(日) 16:29:29.63 ID:SwhvTvNS0
机の上に部位が増えるたびに、まゆの目は見開かれていきました。
最後に“首”が置かれましたとき、まゆは、言葉を失ってしまいました。
以下略
24
:
名無しNIPPER
[sage]
2017/01/08(日) 19:21:03.50 ID:e4kHgy0YO
ひえっ
25
:
名無しNIPPER
[sage]
2017/01/08(日) 21:46:36.84 ID://mxipnM0
いいところで止めやがって…
26
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/01/08(日) 22:33:15.68 ID:SwhvTvNS0
机に置かれたその首は、紛れもなく、プロデューサーさんの顔でした。
その直前まで何かに苦しみぬいたような、そんな険しい顔で、まゆを見据えていたのです。
以下略
27
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/01/08(日) 22:40:35.61 ID:SwhvTvNS0
「開いた口がふさがらない」という言葉は、おそらく、こういう時に使うのでしょう。
まゆは、プロデューサーさんが何を伝えたいのか、さっぱりわかりませんでした。
以下略
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