16:名無しNIPPER[sage saga]
2017/01/08(日) 15:48:30.16 ID:3OYwXlIW0
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江ノ島の告白宣言を聞いてしまってから、私の生活は一変した。
無論、良い方ではなく悪い方に、である。
あんな女の一言一句に惑わされていては良くないとわかっていながらも、それを止めることはできなかったし、止める術も知らなかった。
あの日から、織野と江ノ島が会話しているところを見ると、すぐに視線を逸らしてしまうようになった。
期末試験の勉強も思うように捗らないし、破壊活動をしていても、全然気分が晴れないようになってしまっていたのだ。
大好きだったビルの爆破映像を見ても、心が全くときめいていないことに気がついたとき、これは重症だとわかった。
同時に、原因がなにかも理解できた。
私は無意識の内に、恐れていたのだ。
織野と江ノ島が男女交際を始め、私が織野とこれ以上の関係を望むことが困難となることに。
だからこそ、色々なことから目を背け、逃げようとしていたのだ。作ることができなくなるという現実を、直視する勇気がなかった。
しかし、もう決心がついた。
私も江ノ島のように、織野との関係を今よりずっと素晴らしいものにする為の努力をしよう。
例え、これまで作り上げたものを壊すことになるのだとしても。
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