43: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/08(日) 20:52:03.15 ID:vBgwTiTm0
文香「卯月ちゃん、そろそろ時間ですが作戦は頭に入っていますね。」
卯月「はい!」
文香「私と杏ちゃんが力になれるのは実質ここまでです。」
44: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/08(日) 20:52:45.49 ID:vBgwTiTm0
文香「こほん……では言います。
45: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/08(日) 20:53:31.08 ID:vBgwTiTm0
え?
それだけ?
卯月「え、それだけですか?」
46: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/08(日) 20:54:32.50 ID:vBgwTiTm0
文香「これは私たちのプロデューサーの言葉です。」
文香「私がはじめてバラエティーのアシスタントに挑戦したときに、プロデューサーさんがその言葉を私に送ってくれました。ですので今度は私から卯月ちゃんにと思いまして」
47: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/08(日) 20:55:55.35 ID:vBgwTiTm0
そうか、文香ちゃんと昨日の収録で度々目が合った理由が今やっとわかった。
プロデューサーの言葉、それはこの世の誰の言葉より、私たちに力をくれる。
私はきっと頑張れる。
48: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/08(日) 20:59:38.64 ID:vBgwTiTm0
6
卯月「う〜さみん!歌って踊れる声優アイドル目指して、うさみん星からやって来ました!永遠の17歳、安倍菜々です!きゃは!」
カツラとメイクと衣装。そして声優の仕事で鍛えた演技力で私は安部菜々を演じる。
49: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/08(日) 21:00:30.72 ID:vBgwTiTm0
会場が静まりかえる。だがそれも想定内だ。
卯月「ああ〜、ちょっと〜引かないでください!みなさん声を合わせてくださいね!せ〜の、う〜さみん!はい!」
『う〜さみん』
50: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/08(日) 21:01:26.25 ID:vBgwTiTm0
今日のこの会場は、1階席が客席、2階席がカメラ用となっている。
2階席に人が入っていない分、声が小さいだけだと私は自分に言い聞かせる。
51: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/08(日) 21:02:15.37 ID:vBgwTiTm0
司会「あの〜菜々ちゃん?ちょっと聞きたいんだけど」
卯月「どうしました?司会者さん、きゃは?」
司会「今日の菜々ちゃんさ、なんか大きく見えるんだけど気のせいかな?」
52: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/08(日) 21:02:55.76 ID:vBgwTiTm0
体格の違い。
確かに私と菜々ちゃんは身長にして13cmもの差がある。この差は変装をするうえでネックになってくる問題だ。
だがその質問はちゃんと対策済みだ
53: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/08(日) 21:03:29.29 ID:vBgwTiTm0
卯月「みなさ〜ん!今日はスペシャルなゲストに来てもらっていま〜す!どうぞ!」
きらり「にょわ〜!諸星きらりだよ〜!今日は菜々ちゃんのトークショーに呼んでくれてありがとうだにぃ!」
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