過去ログ - 安部菜々「二兎物語」
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99: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/08(日) 22:09:06.34 ID:vBgwTiTm0
菜々「そこからステージが見えますか?よ〜く見てください。何が見えますか?」

ありすちゃんがステージに立つ卯月ちゃんに視線を移す。

私も同じように卯月ちゃんの姿を視界にとらえる。
以下略



100: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/08(日) 22:09:46.76 ID:vBgwTiTm0
そこには何度もピンチに陥りながらも、ファンのために必死で道を切り開く

“いつものうさみんの姿”があった。



101: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/08(日) 22:11:03.07 ID:vBgwTiTm0
ありす「……うさみんです。いつものうさみんがそこにいます!」

菜々「はい、そこにはうさみんがいます。ありすちゃん、お願いがあります。どうかうさみんの力になってあげてください。うさみんに1人じゃないと教えてあげてください。だってうさみんは寂しくなると死んでしまいますから!兎だけに!」

ありす「……はい!」
以下略



102: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/08(日) 22:11:38.05 ID:vBgwTiTm0
……

そうか菜々ちゃんが、“ファンである”ありすちゃんを元気にしたんだ。

私は歌いながら2階席で踊るありすちゃんに目を遣る。
以下略



103: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/08(日) 22:12:22.84 ID:vBgwTiTm0
小さな体を目いっぱいに動かし完璧に振り付けを再現するその姿が、私には、“いつものうさみんの姿”と重なって見えた。

菜々ちゃん、やっぱりあなたのファンは鍛えられています。



104: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/08(日) 22:12:52.03 ID:vBgwTiTm0
『ミンミンミン!ミンミンミン!ウーサミン! ミンミンミン!ミンミンミン!ウーサミン!』

ファンも一緒になって歌を響かせる。

卯月『ウサウサウサ ウサミン!!』
以下略



105: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/08(日) 22:13:45.59 ID:vBgwTiTm0


ステージが終わって、私はありすちゃんに今日の点数を聞いてみることにした。

卯月「ありすちゃん、今日の点数は何点だった?卯月だから4点かな?」
以下略



106: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/08(日) 22:14:59.09 ID:vBgwTiTm0
ありすちゃんはこう答える。

ありす「私も出たのにそんなに低いわけがありません!そうですね、今日の点数は『ニ兎物語』にちなんで、にと、にかけるとう、2×10で20点でどうでしょうか」

卯月「え、10段階じゃなかったの?」
以下略



107: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/08(日) 22:20:03.78 ID:vBgwTiTm0
きらり「みんな!今日の打ち上げはどこですゆ〜?」

きらりちゃんが打ち上げの場所を聞いてくる

卯月「きらりちゃん、実はもう打ち上げ場所は決まっているんです。ね、皆?」
以下略



108: ◆SU.cErYd62[saga]
2017/01/08(日) 22:20:36.51 ID:vBgwTiTm0

『なか卯です!兎だけに!』


みんなの声が重なった。
以下略



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