過去ログ - 安価で小説書きたい案をください……
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54:名無しNIPPER[saga]
2017/01/09(月) 14:38:29.31 ID:UN4aCHfs0

はぁーとこれまた大きなため息をついた時だった。

プルルルル!

「え、着信? ってそういえば」

鋼の周りに集まって来た生徒達とラインI.Dやらメアドやら電話番号やらを交換したことを思い出した鋼。今まで母親との定時的な連絡もしくはインターネットで可愛い服を調べたりするぐらいしか用途の無かった携帯だったが急に賑やかになったものだ。

「相良 太陽(さがら たいよう)?」

誰だっただろうか生徒達は皆一斉に自分の名前を述べて質問を投げつけて来ていたので名前と顔が一致しない。

「(……とりあえず出てみるか)」

「もしもし?」

「おー鬼塚! 相良だ、お前一人暮らしだろ? 一人暮らしだとやっぱマネーは大切だろ? 同じ一人暮らしのよしみとしてお前にとっておきのアルバイトを教えてやろうと思ってよ」

……お金か、確かにこれ以上母親に頼り続けるというのは如何なものだろうか。

「ありがとう! 助かるよ相良」

「よっしゃ! なら日曜日空いてるか? そこで体験いくぞー」

「うん」

携帯を切り頬を叩く鋼。

「(悩んでたって何も始まらない。 そもそも可愛いって言われたいなんて早々バレるもんじゃない)」

気を引き締めていこうと太陽と周囲の木々で影ができている遊歩道をダッシュする。

ーーあからさまにひなたを避ける鋼


「あ、直射日光は肌に良くないんで(^ ^)」




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