過去ログ - 朝潮ちゃんと北上さん
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149: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/22(日) 23:58:20.41 ID:Ihpvpbn40
 ゆっくりと、目の前がぼやけ、薄暗い光景が目の前に広がる。

 そして霞は、体が異常に熱いのを感じた。

 霞は一心不乱に、周りを見渡す。誰もいなかった。
以下略



150: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/22(日) 23:58:47.80 ID:Ihpvpbn40
「どうしたの! 霞!」

 朝潮は瞬時に起き上がり、霞の元に寄る。

 霞は朝潮の足を、弱々しく、しかししっかりと掴んだ。
以下略



151: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 00:01:54.70 ID:OnpW/7Ud0
「あ、いけない」

 朝潮はリレンザを取り出す。

 1日2回の吸引。朝潮は忘れそうになっていた。
以下略



152: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 00:02:30.47 ID:OnpW/7Ud0
「もっと飲む?」

 また、小さく頷く。朝潮はコップに注ぎ、霞は一気に飲む。

 コップを朝潮に渡し、霞は再び布団に横になった。
以下略



153: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 00:03:14.22 ID:OnpW/7Ud0
「最良ではないにしても、上手く回っているって、司令官が言っていたわ。
司令官は、優秀な人。それは、霞もよく知っているでしょう」

「・・・・・・」

以下略



154: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 00:04:07.95 ID:OnpW/7Ud0
***

 朝、いつもより少し早い時刻に、朝潮は起き上がる。

 知らないうちに、寝ていた。そして自分が、霞の布団で寝ているのを知る。
以下略



155: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 00:06:53.31 ID:OnpW/7Ud0
「おはよう、朝潮。霞はどうだ?」

「まだ寝ていますが、顔色は昨日よりもかなり良くなっています」

「それは良かった。だが、まだまだ動けないだろうな」
以下略



156: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 00:07:49.32 ID:OnpW/7Ud0
「そうか、そんなことが・・・まあ、今日も任務は入れていない。日課に出るかは、朝潮が決めてくれ」

「はい、ありがとうございます」

 提督は出て行く。そして、霞はまだ起きない。
以下略



157: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 00:08:21.72 ID:OnpW/7Ud0
「霞は大丈夫なの?」

 満潮が心配そうに尋ねた。

「しばらく安静にするけど、順調に回復しているわ」
以下略



158: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 00:09:11.13 ID:OnpW/7Ud0
「そういえば、霞ちゃんのごはんは?」

「あっ、そう言えば、ずっと食べていないわ。昨日はずっと寝ていたし・・・
消化に良い物が良いって、お医者さんから聞いたけど」

以下略



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