200: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/23(月) 16:54:09.39 ID:OnpW/7Ud0
霞は口をぎゅっと結んで、涙を流した。
朝潮と離れるのが、悲しかった。しかし出撃だ、止めることは断じてできない。
交じり合う、純粋な欲望と、艦娘としての責任感。
その複雑に絡みあった感情が心を飽和状態にして、涙となって出てきた。
朝潮は霞の頭を、優しく撫でる。
「霞。戻ってきたら、思い切り甘えてちょうだい。じゃあ、行くわね」
朝潮は日課のために、個室を出て行った。
霞は目をぎゅっと瞑って、感情を抑えた。
***
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