過去ログ - 朝潮ちゃんと北上さん
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232: ◆zPnN5fOydI
2017/02/05(日) 12:57:34.04 ID:i+uipVRN0

「どうぞ」

「あ、ありがとうございます。なら、私も・・・」

 朝潮は羊羹を一つ、三日月に差し出そうとした。しかし、爪楊枝は一本だけである。

 朝潮は手を引っ込め、引き続き、羊羹を食べる。

 緊張する朝潮に対して、三日月は優しく微笑む。

「朝潮さん、羊羹しか、買ったことないでしょう」

 朝潮は恥じらいで顔を赤くしながら、「はい」と応えた。



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