241: ◆zPnN5fOydI
2017/02/05(日) 13:07:07.36 ID:i+uipVRN0
三日月の言葉に、朝潮は、何も言うことができなかった。
秘書艦は何度かやったことがある。しかし、ケッコンカッコカリの良さは、分からない。
242: ◆zPnN5fOydI
2017/02/05(日) 13:07:41.67 ID:i+uipVRN0
「三日月さんは、鎮守府のことに、詳しいですよね」
「はい、姉妹が多くて、雑務を受けているのも多いので、噂には・・・」
243: ◆zPnN5fOydI
2017/02/05(日) 13:08:34.65 ID:i+uipVRN0
「あ〜っ! 三日月だ〜!」
三日月の姉、文月が部屋に戻る。
244: ◆zPnN5fOydI
2017/02/05(日) 13:09:20.23 ID:i+uipVRN0
「文月お姉さん、今日は、どこを担当したんですか?」
「今日は食堂だよ。あっ、そうだ! 来週から、ご飯にさんま定食が出るんだよ!」
245: ◆zPnN5fOydI
2017/02/05(日) 14:54:26.30 ID:i+uipVRN0
***
「電気消すわよ!」
満潮の声と共に、電気が消える。部屋が真っ暗になる。
246: ◆zPnN5fOydI
2017/02/05(日) 14:55:14.57 ID:i+uipVRN0
もぞもぞ。朝潮の布団の中で、何かが動く。
朝潮は布団をめくり、中を見た。よく見えない、しかし何かが動いていた。
247: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/05(日) 14:56:07.86 ID:i+uipVRN0
荒潮は、片手で朝潮を抱きしめる。今日の三日月と、どこか似ていると思った。
朝潮は、三日月のときと同様に、なされるがままにした。
248: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/05(日) 14:57:22.44 ID:i+uipVRN0
朝潮は目を瞑る。荒潮の暖かさが、寝間着を通して伝わる。
季節は秋。気温が下がり、冬へ向かっていく時期である。
249: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/05(日) 14:58:20.11 ID:i+uipVRN0
「皆、朝食に行きましょう!」
姉妹は身支度を終え、朝潮の声で、食堂に向かう。
250: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/05(日) 14:58:55.20 ID:i+uipVRN0
「あっ、霞。もう、具合は良くなったのね!」
食堂の前で霞を見かけ、朝潮は声をかけた。
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