267: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/13(月) 20:05:57.10 ID:YnRR6eF/0
その時、大潮は雪に足を取られ、転んだ。帽子が脱げた。朝潮は手を差し伸べる。
「大潮、大丈夫? ・・・きゃあ!」
風で、朝潮の帽子が飛ばされた。長い髪が、風に煽られた。
大潮を起こし、朝潮は2つの白い軍帽を追い、拾い上げる。
「大潮、大丈夫? もう部屋に戻りましょうか」
「うん、ありがとう。お姉さん」
2人は帽子を手で押さえながら、足早に鎮守府に入る。
貴重な、2人きりの時間であった。
***
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