335: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 19:47:15.46 ID:AHr53rOv0
「お久しぶりです、山雲さん」
部屋の前で、山雲は、自分の計画のことを、詳細に青葉に話した。
336: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 19:47:55.29 ID:AHr53rOv0
「でも・・・聞くだけ、司令官に聞いてみましょう。それに、今は前とは状況が違いますから・・・」
青葉は小さく笑い、山雲に手を差し出し、握手を求める。
337: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 19:49:13.32 ID:AHr53rOv0
「では明日、そうですね、間宮ででも、話をしましょう。
日課が終わったら、この部屋に来てください。では、また明日」
「は、はい! 青葉さん、ありがとうございます!」
338: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 19:52:17.02 ID:AHr53rOv0
「青葉、何か嬉しそうじゃない。どうかした?」
「いやいや、何でもないよ!」
339: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 19:52:42.73 ID:AHr53rOv0
「お姉さん、眠たそうだね。今日で何日目?」
大潮が、朝潮の目の下の薄い隈を見て、尋ねる。
340: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 19:53:33.08 ID:AHr53rOv0
朝潮は眠たそうに目をこすりながら、朝食を口に運んだ。
出撃し、夜戦に突入して、皆が寝ている頃に帰投。そして、数時間入渠してから、睡眠に入る。
341: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 19:54:27.36 ID:AHr53rOv0
朝潮はいつも通りの笑顔で大潮に言う。
しかしその笑顔が一層、目の隈を濃く見せていた。
342: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 19:56:03.90 ID:AHr53rOv0
山雲は真っ直ぐ朝潮型の部屋に戻る。そしてメモと本を持ち、古鷹・青葉型の部屋に直行する。
部屋をノックする。中から反応がない。もう一度ノックする。反応がない。
343: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 19:56:42.95 ID:AHr53rOv0
「あ、青葉さん、いらっしゃいますか? ちょっと、約束があって」
「ああ、昨日の子だね。もうちょっとで来ると思うから、待ってね。あ、ほら来た。青葉ー、お客さん」
344: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 19:57:29.02 ID:AHr53rOv0
「では、行きましょうか」
「は、はい!」
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