391: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 21:24:23.33 ID:AHr53rOv0
「あっ、今、何時くらいかしら? 食堂が混むわ!」
2人は議論を一時中断し、駆け足で、食堂に向かう。
392: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 21:26:14.75 ID:AHr53rOv0
注文を言い、すぐに食事が出てくる。2人は食べる席を探す。
姉妹を探してみたが、どこにもいない。
393: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 21:26:48.29 ID:AHr53rOv0
「青葉さんはいつも、この時間ですか〜?」
「はい、大体混む寸前の時間を狙います。情報探しですね。
完全に混むと、色々と迷惑になるので、そこは控えめに」
394: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 21:32:29.15 ID:AHr53rOv0
朝雲は青葉と話すのは初めてであった。しかし、青葉は気さくに、朝雲と話す。
「山雲と一緒って・・・新聞と家庭菜園、何の関係が」
395: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 21:34:53.17 ID:AHr53rOv0
朝雲は思わず声を張り上げた。そして言った後で、赤面した。
青葉はそんな朝雲に微笑みながら、話を続けた。
396: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 21:35:33.48 ID:AHr53rOv0
「理想的な目標だけど・・・」
山雲が弱々しく、自分の目標に負のフォローをする。
397: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 21:37:35.81 ID:AHr53rOv0
「いいですね、その話!」
山雲の後ろから、急に声がかかる。駆逐艦の漣であった。
398: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 21:38:06.05 ID:AHr53rOv0
「ネットで見たみたいに、広い畑に凸凹作って、色々な野菜を作るんでしょ!
朝起きて、日課をやって、訓練して、まあ時には演習やって、それから農作業。
お昼は皆でおにぎりとか食べてメシウマして、休憩したらまた農作業に入る!
すっごく楽しそう! キタコレ! やりがいがありますねぇ!」
399: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 21:39:11.91 ID:AHr53rOv0
しかし漣は、この呑気な夢物語に対して、山雲以上に、希望を抱いていた。
山雲は嬉しくなった。心の重みが、すっと取れた。
400: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 21:39:38.52 ID:AHr53rOv0
後ろでは漣が姉妹に、家庭菜園について楽観的に、色々と語っている。
「・・・では、私はこれで。最後に、1つ情報を。
この周りには、3ヶ所ほど、今はほとんど生産していない畑があります。
401: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/02/18(土) 21:40:13.00 ID:AHr53rOv0
残った2人の後ろでは、小声で、色々な話がされていた。
山雲はそれを聞かないように、食事を素早く片す。
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