55: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/14(土) 17:37:29.44 ID:nQCJespJ0
「・・・ごめんなさい、私、北上さんのことはよくわからないの。
でも、気持ちさえ込めれば、きっと、喜んでもらえると思うわ」
荒潮はそれだけを、朝潮に言い残した。
悩むだけで。時間はどんどん過ぎていく。
北上へのお返しをどうしようか。
間宮の菓子を届けるという考えもあった。
しかし、北上は間宮によく通うと言っていたので、喜んで貰えるかは微妙である。
他のお返しといえば、非番の時に、街に出て買い物すること。
しかしそれには半日以上はかかる。朝潮に、その時間はなかった。
明石という艦娘のやっている売店で買うというのもあるが、
そこには無機的な物しか売っていない。朝潮は、できれば食べ物が良いと思った。
***
562Res/249.96 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。