62: ◆zPnN5fOydI[saga]
2017/01/14(土) 18:46:37.16 ID:nQCJespJ0
「ああっ、朝潮! ちょっと待ってくれ」
朝潮は上機嫌を直ちに切り替え、提督の方を向いた。
提督は、小走りで朝潮に近づく。
「すまん。渡したいものがあった」
提督はポケットから、半分に畳まれた小さい紙片を取り出し、朝潮に渡す。
朝潮はそれを開く。高級感のあるデザインで、
中央に『間宮券』と書かれている。
「偶然、手に入ったんだ。間宮の所に行けば、裏メニューのアイスが食べられる。
仲間何人かと一緒に行けと良い。間宮が作ってくれる。
ただ、予約制だ。非番の前日にでも注文するといいだろう」
朝潮は、その券の価値を知っている。
そしてその券をしっかりと握りしめ、満面の笑顔で、提督にお礼を言う。
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