過去ログ - 千歌「会ってみたいのっ! 伝説のポケモンマスター、高坂穂乃果さんに!」
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24:名無しNIPPER
2017/01/10(火) 14:41:14.98 ID:pqQzyHrU0

 ふたりの警戒が弱まったのを見計らってか身はからずか、草むらが揺れる。曜がそれに気がつくと同時、草むらから千歌に向かって、何かが飛び出してくる。


曜「千歌ちゃんあぶないっ!」

千歌「きゃぁっ!」

 曜が千歌に飛びついて、ふたりは地面に転がり込む。何事かと確認してみると……。


千歌「さっき倒したポケモン……なんだっけ、ヤヤコマ……?」

『こ、ま……」


 草むらから迅仁、千歌に向かってでんこうせっかを繰り出したのは、千歌が先ほど倒したはずだったヤヤコマであった。


 ヤヤコマは鳥ポケモンであり、本来ならば宙を羽ばたいているが、千歌の目に映るヤヤコマは羽を動かさず地面に突っ伏すようにしている。おそらく体力はもう残りわずかで、飛ぶ力も残っていないのだろう。それでも飛ぼうと羽を動かすが、状況は変わらない。


曜「危なかったね……この子、本当に速いね……」


 速い、そう、千歌はこの森で何匹ものヤヤコマを相手にしてきたが、ここまで速い個体は目の前の個体を除いていなかった。


 千歌の脳裏に、一つの考えが浮かぶ。


千歌「この子捕まえて、仲間にするっ!!」

曜「おー、いいかもっ!!」


 曜の同意を得られたことで、千歌はゴソゴソとカバンの中を漁り始める。



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