過去ログ - 千歌「会ってみたいのっ! 伝説のポケモンマスター、高坂穂乃果さんに!」
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36:名無しNIPPER
2017/01/11(水) 01:22:44.98 ID:uu2/No+00
 空気中に緊張の糸が、張り巡らされる。にこは入ってきた人物が視界に入った瞬間、言葉が、呼吸が詰まる。


 扉から入ってきたのは、にこよりも背の低い少女だった。ベージュの髪の毛を眉上で切り揃え、はっきりと見える大きな翡翠色の瞳には、確かな自信が見て取れる。

 にこはその少女に二度程ジムリーダー絡みの仕事で会ったことがある。同い年の彼女は、底など無い大きな器が少し話しただけで、恐ろしいほどに、感じ取れてしまう。その感じ取れる部分も彼女にとっては浅い場所なのかも、しれない。


にこ「綺羅、ツバサ……」



 ――神童、綺羅ツバサだった。



 現オトノキ地方チャンピオン、すなわちオトノキ地方のトレーナーの中で極みへと辿り着いている彼女は、にこに対して申し訳無さそうにする受付嬢にぺこりと頭を下げた。

ツバサ「ごめんなさい、無理を言ってしまって」


「い、いえ……」


 ありがとうとお礼を言うと、受付嬢を扉の外に導いた。



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