過去ログ - 千歌「会ってみたいのっ! 伝説のポケモンマスター、高坂穂乃果さんに!」
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44:名無しNIPPER
2017/01/11(水) 01:53:46.87 ID:uu2/No+00

 ジムバッジゼロの挑戦者用の棚に収められているいくつかのモンスターボールの中から二つを選んでポケットの中に放り込む。

 初のジムリーダーということで挑戦者へと与える影響は大きい。つまり最も責任がいる仕事であるとにこは自負している。昔の自分を思い出して、気を引き締める。

にこ「あー、このポケモンレベル上がりすぎてるわねー……ダイヤ、いる?」

ダイヤ「いりませんわよ、ちゃんと育てて二つ目のジムバッジ用ポケモンにしてください」

にこ「はぁ……わかってるって。もう、ほーら、帰った帰った。また夜ね」


ダイヤ「全く、そこまで急かす必要がありますの?」


にこ「あんたは裏方でしょ、主役は挑戦者、そうよね?」

ダイヤ「言いますわね、では……また夜に」


 夜。人気の無い森の中でしか話せない内容、おそらく、重要なことだろう。そしてその内容に、なんとなく気がついていた。自分が知らないはずだった世界を知らされる時が来たのかもしれない、と……過ぎ去ったことに想いを馳せる。


にこ「よしっ」


 気合を入れてイスに着座。タブレット型の端末にアクセスし、予約が入った挑戦者のデータに目を通す。


 トレーナー番号××××××××
 ジムバッジゼロ
 渡辺 曜(16)
 出身地 ウチウラタウン


 大きな瞳、毛先に緩くウェーブがかかった燻んだグレーの髪の毛の持ち主。快活そうな印象が写真からでも伝わってくる挑戦者であった。


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