過去ログ - 千歌「会ってみたいのっ! 伝説のポケモンマスター、高坂穂乃果さんに!」
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53:名無しNIPPER
2017/01/12(木) 02:28:46.14 ID:uYqhyxH10
 モンスターボールから出現したポケモンは、一番最初にこのホールで見たポケモンと同じだった。大きな存在感をもふもふの綿を揺らしながら、宙をゆらゆらと彷徨ったあと、地にふわりと着地した。

千歌「エルフーン……よし、タイプ相性はばっちり……!」

 矢澤にこ、タイプフェアリーのエキスパート。炎タイプのアチャモはフェアリータイプの技が効きにくいため、有利に試合を運べるという予測だった。加えてにこのエルフーンは草タイプ、これ以上ない条件に、勝利の扉が、見えた気がした。


にこ「いくわよ!!」


にこ(どうでる……)


千歌「すなかけ!!」


にこ(おそいっ!!)


にこ「エルフーン――やどりぎのたね、しびれごな!」

千歌「!?」


 アチャモはその場で足を掴み、すなを投げつける。すなかけを陽動とするのは千歌のパターンであり、自信を持っている。ということは逆に――それしかパターン化されていないことはなんとなくわかっている。


 エルフーンは一度宙に向けて口から何かを吐き出す。そして間髪入れずに身体を左右に振ることで、綿をもふもふと揺らし始める。エルフーンの周囲には少し黄味がかった粉末がゆらゆらと炎のようにゆれている。


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