過去ログ - 千歌「会ってみたいのっ! 伝説のポケモンマスター、高坂穂乃果さんに!」
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56:名無しNIPPER
2017/01/12(木) 02:34:33.09 ID:uYqhyxH10
 一体目のプリンを下したことで、若干油断していたのは本人が一番わかっていた。だからこそ気持ちを締め直したつもりが、予想通りのエルフーン……タイプ相性ばっちりの組み合わせに、締めた兜の音がほつれてしまっていた。


 ごくっ……。嚥下する唾液すらも、今は重い。大丈夫、大丈夫だと、悪い意味で高鳴ってきている胸を落ち着かせる。ジムリーダー、にこの放つ重圧が、これまで経験したことのない千歌の精神を削っていく。


千歌(こっちは麻痺しただけ、体力はようせいのかぜを受けたくらい……ダメージも小さいはず)


にこ(さあ、どうくる……)


 じり、じりり……と両者が静かなホールの中で距離を縮めていく。

にこ(来ないなら!!)


にこ「エルフーン!! ようせいのかぜ!」


 ぷっ、とエルフーンは口を少し尖らせて宙に何かを解き放つ。しかしすぐに口を大きく開き、アチャモを襲った突風、ようせいのかぜを、吐きつける!!


千歌「ぐぅっ!」


『ちゃ、も……』


千歌「ふんばって!!」



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